認知症とは何か?
|
|
| 認知症とは、脳の病気や障害といった様々な原因によって認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態のことです。 |
| 認知症にはさまざまな種類があり、下記の4種類が代表的なものです。 |
|
| 1)アルツハイマー型認知症 |
| 認知症の70%を占めています。脳神経にアミロイドβというタンパク質が溜まり、脳神経を破壊します。 |
| 原因は、加齢や遺伝が影響するとされていますが、明確には分かっていません。 |
| しかし、糖尿病や高血圧の人はアルツハイマーになりやすいことが判明され、予防には生活習慣病の改善が重要と指摘されています。 |
|
| 2)血管性認知症 |
| 認知症全体の約20%を占めます。 |
| 脳梗塞や脳出血等の脳血管障害によって血液の流れが阻害され、脳の一部が壊死することで発症します。 |
| 症状は、障害を起こした脳の部位によって異なります。具体的には歩行障害、手足のしびれ、麻痺、排尿障害、言葉が出にくい、意欲低下、不眠、感情のコントロールがきかない等の症状があり、血管障害のたびに段階的に重くなって行きます。 |
|
| 3)レビー小体型認知症 |
| レビー小体という神経細胞にできる特殊なタンパク質が脳にたまり、歩行障害等があり、転倒しやくすなるため注意が必要です。 |
| また幻視、うつ症状、睡眠時の異常行動も見られます。頭がはっきりしている時とぼーっとしている時を繰り返しながら進行します。 |
| 気分や態度、行動がコロコロ変わるのもレビー小体型の特徴です。 |
|
| 4)前頭側頭型認知症 |
| 脳の前頭葉や側頭葉が萎縮して起こる認知症です。 |
| 50〜60歳代に発症しやすく、10年以上かけてゆっくり症状が進行していきます。 |
| 今のところ分かっている原因としては、脳にピック球という異常構造物がたまって発症するケースと、TDP-43というタンパク質がたまって発症するケースがあります。 |
|
| 認知症は、その種類によって症状の現れ方や治療方法が異なります。早めに受診してどのタイプの認知症なのかを知り、適切な治療を行うことが大切です。 |